デザイン

「かもしみ」のロゴって何のかたち?

こんにちは!

かもしみオンラインストア担当「よねやま」です。

今回はかもしみの顔ともいえる「ブランドロゴ」についてお話させていただこうと思います。

かもしみブランドのロゴはブランドマネージャー、アートディレクター、そして中央の「かもしみ」の書を書いていただいた書道家の土屋さんを中心に約6ヶ月もの期間を経て制作されました。

かもしみのロゴはわたしたちかもしみのある、南信州 飯田市の伝統工芸「飯田水引」をモチーフにしています。

今回はアートディレクターの伊東さんにロゴに込められた思いをお聞きしました。

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 「かもしみ」と聞いてまずどんなイメージを思い浮かべましたか?  

じんわりと味が身体に染み込んでいくような、あたたかく、やさしいイメージを思い浮かべました。丸昌さんらしくて、いいなあと思いました。

「かもしみ」というブランド名は「醸す、沁みる」の言葉から作られていることや、『口にしたとき、思わず、(温泉につかった時みたいな)「あ”〜〜。」とため息を漏らしてしまうような、おいしさが身体に沁みわたるような商品をつくりたい。』というブランドコンセプトを聞き、各制作スタッフにイメージ共有しています。

制作途中迷いが出たときなど、原点に対帰る場所として、「かもしみ」とそのコンセプトがしっかりといてくれるので、『ちゃんと“かもしんで”いるかな?』『「あ”〜〜。」っと思わずため息が漏れるかな?』などスタッフとツッコミ(チェック)を入れながら、ワイワイ楽しみながら制作を進めていきました。

 かもしみロゴは「飯田水引」をモチーフにしていますが、なぜですか?  

ロゴマークのモチーフとしてその土地ならではのものやその会社ならではのものがあるとオリジナリティがありいいなと考えていたところ、現在全国の水引製品の国内生産のうち約70%を製造しているのが上記の飯田水引である。ということを知りました。

同時にパッケージプロジェクトも“日本の包む文化”を意識しながら考えてみるという方向で進んでおり、古来からある日本の贈答ラッピングである水引はかもしみにふさわしいと思い、試作を進めました。

ちなみに日本の贈答ラッピングである水引は、結びつける方向に意識が働いているそうで、西洋のラッピングやリボンのように、解く事を前提としたものとは意味合いが異なるそうです。

水引は未開封であるという封印の意味や魔除けの意味、人と人を結び付けるという意味あいがあり、水引結びは引けば引くほど強く結ばれるものが多いんだとか。

「人と人を結ぶ」…かもしみのテーマにもぴったりですよね。
水引の中でもこのかたちを採用した理由をおしえてください。  

「水引」というと一般的なものは5つの円が重なる「梅結び」ですが、

4つの円が重なる「菜の花結び」という結び方をモチーフにしています。

梅結び
菜の花結び

かもしみの商品には、甘酒・味噌・漬物を「米の花」「豆の花」「菜の花」と名付けて分類する、という計画があり、

この考えは今現在パッケージにあるパターンに生かされています。

(詳しくは前回記事から →→ 『かもしみのこと(デザイン編)』

そこでロゴにもこの「菜の花結び」を採用しました。

色にもこだわりがありますか?

はい。まずは目立つこと。

それから日本の伝統的色重ねから考え、この紅白の色を選定しました。

また紅白は“ハレ”を意味し、祝いの席の紅白幕や紅白餅、紅白饅頭など縁起物に用いられていることや品質保証の印(朱肉)のイメージもあります。

中央の「かもしみ」の文字は書道家の土屋萃香(つちやすいか)さんにお願いしています。
やさしくて、流れるような、それでいてなんとなく懐かしい感じもする、素敵な字ですよね。
土屋さんに文字をお願いする際、リクエストしたことはありますか?    

前述した、ロゴマークをデザインするときに制作スタッフと共有していたイメージ(「かもしみ」=「醸す、沁みる」・食べたときの「あ”〜〜。」のイメージ。)、それから丸昌稲垣のこだわり、「信州のひとと自然が醸し出す、身体に沁み渡るおいしさ。」を、提案シートをもとに90分ほど説明して、かもしみブランドのイメージを掴んでもらいました。

土屋さんは過去、アートディレクター(デザイナー)をされておりましたので、ビジュアルで感覚的に共有していただいた方が変な縛りができずにいいかなと思いそのような方法をとりました。

言葉にすると『品があって、でも洗練されすぎていなくて、どこか温かみと親しみも感じつつ、オーソドックスな、落ち着いた読みやすい文字』と言った内容になります。

最後に、パッケージや印刷物に実際に印刷されたロゴをみて、のご感想をおねがいします。    

比較的長い期間考え続けたものだったので、出て来た時にはすでに愛着があり、感慨深いものがありました。

と同時に、ロゴマーク(ブランド)はまだ生まれたてなので、これから携われる限りは、大事に大事に育てていかないといけないなと気持ちを新たにしました。

伊東さん、ありがとうございました!

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伊東さん&制作スタッフのみなさんは、このロゴが完成するまでに約60ものデザイン案と100回以上の微調整をくりかえした、とのこと。

わたしたち開発チームは、はじめて完成したロゴを見た瞬間、思わず「おーーーっ!」と歓声をあげてしまいましたが、完成までの道のりを聞くと、それもそのはず、ですよね!

“プロの仕事”に頭が下がります。

かもしみロゴは商品パッケージ・ダンボール・リーフレットなどに印刷されています。

届いた箱を開けるとき、商品を開封するとき、などかもしみロゴが目に入った時には、少しだけ思い出してもらえたらうれしいです!

よねやま

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