野沢菜漬け

なぜ『のんびり熟した野沢菜漬け』には「蕪」が入っているのか?

かもしみブランドの「稲垣ま」です。
ここでは、ときどき「かもしみ」の発酵食品などを、ご紹介していきます。
といっても、通販ページでしっかり説明しているので、どちらかというと裏話だったり、深堀だったり、を。
なるべく。

「かもしみ」ブランドには、大きく分けて3つの商品カテゴリーがあります。

・信州しあわせ甘酒: 米と米糀、水で作られる『甘酒』
・信州蔵育ち味噌: 大豆、米糀、塩で作られる『味噌』
・信州おばちゃん漬け: 野菜と塩、自然の調味料などで作られる『漬物』など

今回は、「かもしみ」信州おばちゃん漬けの定番商品『のんびり熟した野沢菜漬け』をご紹介いたします。

野沢菜漬けといえば、スーパーでよく見る、青々としたシャキッとさっぱり食べられる浅漬けをイメージされる方が多いと思います。
しかし、「かもしみ」の『のんびり熟した野沢菜漬け』、見た目はべっこう色。


ちっとも青くない。
信州以外の方には、ピンとこないかも知れませんが、「おばあちゃんちの野沢菜漬け」ですね。
(お客様から、「昔、スキーの時に民宿で食べたやつですね!」との感想をいただくことも少なくありません。それです。)
『のんびり熟した野沢菜漬け』は、ビンを開けると、プシュっ、と小さな音がすることがあります。
それとともに、乳酸発酵独特のいい香りが広がります。
そして、浅漬けの野沢菜には無い、滋味深い味わい。
もちろん、化学調味料等は一切使用していません。おばあちゃんちと同じように、昔ながらの乳酸発酵と熟成で、通常よりも格段に長い約30日間をかけた成果です。

もうひとつ、よく見かける野沢菜漬けには無い特徴。
それは、「蕪(かぶ)」。

『のんびり熟した野沢菜漬け』は、野沢菜の根っこの部分の「蕪」を、一緒に漬け込んで、発酵させています。
商品を見ていただくとわかりますが、茎や葉と一緒に入っている白いやつです。

では、なぜ「かもしみ」は、普通の野沢菜漬けには入れない「蕪」を入れるのか?
実は、これは私たちにとっても、大きな発見でした。
何度も試作を重ねる中で、「蕪」を一緒に漬けてみて、気づいたんです。

「うわ~、すごい、いい香り。」(開発まお)
「なんとも言えん味わいだわ。」(開発稲垣な) 

つまり、
・蕪が発酵熟成すると、すっきりした独特の香りを放つ
・蕪は発酵熟成を重ねると、深い味わいと独特の旨みを醸し出す
んですね。
開発メンバー一同、ガッツポーズの発見でした。

掘るにも、洗うにも面倒なこの「蕪」は、これまでは捨てられていた部分。
でもこの小さな「蕪」は、発酵させると大きく変貌してくれるんです。
生のときは苦いんですが、それがまろやかになります。
筋っぽい繊維はほどよい食感に。
そして、なによりも味わいが深くなります。
この味は、野沢菜の浅漬けでは出せない味です。

私たちがイメージしたのは、子どものころに私たち信州人が食べていた懐かしいあの味。
寒くなるとともに漬ける野沢菜が、冬中かけて少しずつ食べるうちに熟成が進み、春先になると、酸味がしっかり効いた滋味深い野沢菜漬けになる。
あの風味を皆様にも感じてほしい、あの美味しさを知っていただきたいと作ったのが、この『のんびり熟した野沢菜漬け』なんです。

信州の方でなくても「ああ、なんだか懐かしい」と感じていただけるはず。
是非、味わって頂きたい自慢の一品です。

のんびり熟した野沢菜漬けのご購入はこちらへ

稲垣ま

前の記事

一覧に戻る

次の記事

コメントはこちらから

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。また、* が付いている欄は必須項目となります。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

最近の記事

  • facebook
  • instagram
  • blog